状況報告(留守家族懇談会) 「りる」第17号より
西サモア(サモア) H.T.
平成7年度2次隊
数学教師
任地はサバイ島のサレロロガ港(首都アピアから車、フェリーを乗り継ぎ3時間)からバスで約30分のところにあり、隣に米国のボランティア(ピース・コー)や米国人教師一家も住んでおり、周囲をフェンスで囲まれているので安全。電気はあるが、水は川から引いている。電話は島に2台しかないので、事務所とは無線で連絡をとっている。離島であるため、物価は首都より高いうえ、物によっては日本より高いが、週1回、同僚とともにサレロロガヘ買い出しに行く。現地の人々は自家栽培の野菜、家畜等でまかなっている。
配属先はウリマサオ・カレッジ、ミッション系の私立学校で、15〜17才、18〜22才の生徒に対し、週28時間の授業を行っている。低学年に対してはサモア語を使用の授業、レベルは日本の高校2年程度。サモア人教師以外に米、豪、ニュージーランドの教師もいる。協力隊員は4月には、数学(本人)、家政、技術科の3名体制となる。
離島であることもあり、周囲の人々との関係は極めて密接かつ良好、配属先からの信望も厚い。元気で活躍中です。