隊員活動紹介 「りる」第84号より
東ティモール 小御門 千絵
平成30年度(2018)2次隊
番組制作
派遣を終えた隊員の派遣時の活動状況について、JICA海外協力隊の
広報で展示しているパネルの内容をご紹介します。
Theme 1 :番組ロケ
配属先である国営放送の仲間と共に、東ティモールで活動するJICA海外協力隊を紹介する番組をつくっています。もともとおしゃべりが大好きな東ティモールの人たち。「一言お願いします!」とお願いすると5分以上話し続ける人もしばしば(笑)。
そんな国民性からか、アナウンサーの表情の豊かさやしゃべりのうまさは天下一品です!私も見習わなければ・・・!
Theme 2 :東ティモールと言えば東ティモールの魅力と言えばやはり手付かずの自然!私の家は海のすぐ近くなので、いつでもこのエメラルドグリーンの海に遊びに行くことができます。週末はよくシュノーケリングに出かけて海の中を覗いて、お魚パラダイスを堪能しています。
娯楽の少ない東ティモールでは、休日は友だちや家族と海で過ごすという人がとても多いです。
Theme 3 :ハウ ニア ファミリア!(私の家族)
一人暮らしの隊員が多い中、思いがけずホームステイとなった私。最初はホームステイに抵抗があった私も今やすっかり大好きなPedro Familia(ペドロさん一家)の一員!いつも冗談を言って笑わせてくれるお父さん、私が泣いていると抱きしめて一緒に泣いてくれたお母さん。
いつも礼儀正しく天使みたいに可愛い子ども達。親戚の学生達もこの家に暮らしていて、我が家は常に10人以上の大所帯です(笑)
Theme 4 :東ティモール風焼き鳥!?
東ティモールの路上では「サテ」という、日本の焼き鳥のようなものがあちらこちらで売られています。写真は私の家の前のサテ屋さん。濃い味のタレたっぷりの焼き鳥(焼き豚)がなんとひと串25セント(30円弱)!ビールのお供に最高です。
夜になると近所の人たちがサテを買い求めにやってきて、お店の前に座ってワイワイとおしゃべり。そんな空間も含めて大好きです!
Theme 5 :タイス、似合ってますか?
東ティモールの伝統布「タイス」を使った衣装。(衣装と言っても布を巻いているだけですが)伝統行事などで目にする機会が多いです。東ティモールには13の県があり、各県ごとにタイスの模様や.デザインに違いがあるのが特徴。
現代ではこのタイスを使って普段着やお洒落着用のワンピースなどが仕立てられていて、職場や学校に着て行く人も多くいます。私も._タイスを使ったスカートを仕立ててもらい、パーティなどで着用しています。
Theme 6: 一族大集合の伝統行事
「ウマ・リサン」という伝統行事で、それぞれの家族・一族が大集合します。その数なんと100人以上・・・。写真はロケでお邪魔したとある地方で行われたウマ・リサンでの一枚。伝統的なダンスを踊ったり、一族の健康を祈願する儀式が行われたり、沢山の牛や豚、ヤギをその場で捌いて皆でいただきます。
数日間続けて行われるウマ・リサン。伝統を重んじる東ティモールの本場のウマ・リサンの厳かな雰囲気に圧倒されっぱなしでした!